「あしゅらvs帝釈天 天空の綱渡り♪」とんぼ

　渡ってみろと　挑戦されて
　渡りだした　阿修羅（あしゅら)王

　風が出て来たぞ　落ちてしまえ
　地獄　ま で

　所詮お前は　阿修羅者
　天部の帝釈天に　歯向かったって
　勝ち目はないさ　あきらめて
　早く　しっぽを　巻いちゃいな

　だけど　俺も仏だぜ
　お前が　このロープを渡りきった　なら
　今までの　ことは　水に　流そう　全部

　渡れるわけないさ　やめろよ
　謝らなくて　　　いいからさ

　それでもやるのか　アスラ
　カッコつけるん　じゃねえ

　渡ってみろと　挑戦されて
　渡り　だした　ところさ　阿修羅（あしゅら)王

　天の　アルプスの　上を　音もなく
　アスラ　アルプスの　上でも　渡ってやらあ　

＠

　あんたが憎い　わけじゃないけど　
　挑戦されたなら　やるのが男だろ　　　

　邪心はないよ　ただ渡るだけ
　トンボになる

　ロープの真中で
　立ち往生したって 遅いって

　へいきだよ
　俺は　三面六臂の　男　おにやんま　

　おおぞらに　飛び出して
　泳いでみせる

　拍手喝采　祈ってくれ
　友だちなら

　六本の腕と
　三面の顔をもって
　歩きだせば　ロープの上もへっちゃら＾＾

　お前は　とんぼか　アスラ　てめぇ
　マジで　すごいぜ　綱渡り

　拍手喝采　祈ってやるよ
　友だちか　お前

　渡ってみろと　挑戦されて
　渡り　だした　阿修羅（あしゅら)王

　天の　アルプスの　上を　音もなく
　アスラ　アルプスの　上でも　渡ってやらあ　
　カッコつけるん　じゃねえ＾＾

　　（ずっと　ばんそう）

詩の参考イメージ
とんぼ/長渕剛 by ﾒﾛﾌﾙ@J-KEN

☆-

新聞のトピックスに、アルプスのロープーウエーの
ロープを綱渡りして隣の駅まで歩いたと出ていた。

長いバランス棒を持たないで、ロープーの上を歩け
ないか考えた。

（人間だけで綱渡りしようと思えば）

人間が、何も持たずにもし空中を綱渡りすると
したら、どんな格好がいいのか、考えた。
独楽のように高速回転すればバランスは取れる。
が、こんなことは人間にはできない。

それを仏像で表現すれば、「阿修羅（あしゅら）
（アスラともいう）像になるのかな？」と思った。

（阿修羅とは）

日本では、興福寺の阿修羅像が有名であり、三
面六臂といい、正面と左右に三つの顔を持ち、
腕が六本ある・・そこが、バランスを取るのに
いいのではないかと思ったのだ。
（もちろん、仏的ちからを考慮に入れてだ）

それに、６本手があるのは、トンボかな・何て
思ったのである。阿修羅は足もあるのだがね。

阿修羅には色々な説があるが、最初、仏敵であ
ったが、釈迦の説法を聴いて仏の仲間になった
といい、その前は天部の帝釈天と争っていたと
いう。天部の八部衆に属する仏である。

☆　時間がなかったので、絵はやっつけです。